2021/04/27 16:22

いつもtracksのジビエ肉をご愛顧いただきありがとうございます。

店長の江口でございます。


今日は初めてのお客様から多いお声

「興味はあるけどどう料理して食べたらいいかわからない」

店頭ではいつも丁寧に説明しておりますがこの場を借りてお答えしたいと思います。

基本的な3点お伝えしています。

1点目 基本的には豚と扱いは変わらないです。

生物学的にみると猪と豚は同種です。

野生の猪を家畜化しより大きく良いお肉が取れるよう品種改良したものが豚とも言えます。

ただ、野生の猪と家畜の豚では月齢もちがいますし食べているものも違うので

お肉の色、味、食感にかなりの違いがあります。


2点目 生食レアでは食べないでください。

これは家畜の牛や豚もかなりのリスクがありますので

ジビエ肉だからこそなのではないですが、

管理されていない野生のお肉だからこそリスクも高いです。

寄生虫や、ウィルス等のリスクがあるからこそ火をちゃんと通して安全にたべていただきたいです。

当店で処理する肉は定期的に食品検査に出し、衛生面しっかりできているか第三者機関による検査で合格しています。


3点目 焼きすぎると固くなりパサつきます。

なぜかというと、野山を走り回る猪は運動量が違います。

お肉にサシが入っていません。稀にサシが少し入っている個体もいますが体感では1%ぐらいです。

なので焼きすぎるとどうしても固くなってしまいます。

ではどうすればいいか、焼く前に水分と油分でコーティングしてあげるとよいです。


僕がいつも使っているスプレーがあるので紹介します。

オリーブオイル500ml

日本酒    450ml

醤油      50ml(お好みで)


オリーブオイルで熱伝導をあげて日本酒で保湿しています。

お好みで醤油を少し、香りもよくなりますし写真のように色味もよくなります。




おいしそうでしょう?

ぜひ一度ためしてみてください。